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Deep Breath

楽しさとは何なのか?

なぜ計画を立てるのか(すごく基本的なこと)

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秋田空港, Akita

うーん。どうも計画を立てず何かを一気にやろうとすると結局、考える時間が足りなくなって最後わーと仕上げて満足いかない感じで終わることになってしまうみたいです。楽しいときや夢中になっている時というのは、計画を立てずもうまくいったりするのですが、それでもやっぱりムラが出てきてしまう。計画を立てることは、不確定な未来を暫定的に確定的にしておくことを意味していて、理想状態に合わせた生き方ができるようになることで、それは少しづつ理想状態に向けて頑張ったり、結果的に今に集中出来る状態を作ったりすることにつながっているように思えます。(その中でも起きる予測不可能なことが面白い部分であることも否定できませんが)というわけで、時間をうまく使いながら今この瞬間でバリューを出していくためにも、まずは着々と計画を立てます。

おやすみです

今日はちょっと記事を書いている途中で書き終わらなさそうだなと思ってしまったので、最近よく音楽を貼っておきます。

 



www.youtube.com


ではまた明日。

 

快不快の感情を大事にしているか?

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秋田県立美術館, 秋田

勉強が嫌だというときは、あなたはどうするだろか。今回は、人間の感情に深く関わっている扁桃体に機能を紹介しながら、感情が人間にとってどのような役割を担っているのかを紹介します。*1
 

扁桃体とは

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扁桃体は、左右の側頭葉内側部分に位置しており、神経細胞が集合した神経核がいくつか組み合わさった集合体です。その主な機能の一つとして、情動的刺激の検出というのがあります。これは、人間が様々な状況下において事物が自分によって安全で有益か、それとも危険であるかを見分けるもので、生物が生存する上でとても重要なものになります。
 

扁桃体は学習する

桃体には「学習機能」があり、恐怖だけではなく、喜びや期待などの元となる「報酬反応」の結果も全て記憶されます。そして、この判定に従って選択される行動を「情動行動」といい、利益には「接近行動」、不利益の判定に対しては「回避行動」が選択される仕組みになってします。これとは別に、我々動物には「本能行動」として、食欲、性欲に対しては接近行動、苦痛や異常には「回避行動」といった、子孫繁栄のために必要とされる基本的な反応基準が予め定められています。ですが、これだけでは与えられた生後環境に発生する様々な状況に柔軟な対処を行うことはできません。このためには自分が生まれ育つ環境の中で何が危険で何が報酬であるかは生後体験を基にひとつひとつ学習してゆかなければならないわけです。扁桃体の学習機能はこのためにあります。ここでは環境からの入力に対して実際に反応を発生させ、その判定の結果を随時記憶します。このため、扁桃体には生後体験の結果から個々に様々な利益不利益の判定基準が学習獲得され、我々はその蓄積によって生後環境に適応したより多彩な接近と回避の選択を行うことができるようになります。

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シマウマが肉食動物を見たら逃げるのも扁桃体が不快感情を知覚するためである

 

扁桃体は学習する過去の報酬体験によって取り組む態度が変わる

ということは、同じ対象であったも人それぞれ経験と結びつけてものの印象を作っているため、行動面において接近するか回避するかは人それぞれ違ってくるということがわかると思います。例えば、テスト勉強をするという行為に対して、テストで良い点を繰り返しとったことがある人と、そうではない人とでは、テスト勉強をするときの心理的態度が変わってくるでしょう。さて、ここで快・不快と繰り返し感情を繰り返すことで行動の仕方も変わってくるということを具体例を挙げて説明していこうと思います。

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<快感情の影響>*2

1.行動へのスピードが上がる
2013年の京都大学櫻井教授の研究で、動物が報酬を強く期待して行動を素早く正確に行う時、報酬の情報を表す扁桃体と行動の調節を担う海馬の間で、高速でリズミカルな活動が同調して現れることやその同調の強さと行動の素早さが関係していることがわかりました。このことから、快感情は素早い行動を促し、生産性を上げるとも言えるかもしれません。*3
2.創造性などの思考能力が高まる
フリデリクソン(1998,2001)の研究によると、何かの対処に対してポジティブ感情を持つ機能として、拡張ー形成理論(broden-and-build theory)というものを提唱して、最近の心理学や神経科学の研究で実証されつつあります。例えば、快感情は独創的な思考を引き出す(Issen,1985)、柔軟性のある包括的な考え方を促進すること(Issen,1987)、受容性を高める(Estranda,Isen & Young,1997)など、多くの効果が実証されています。*4*5

これらの研究からわかること

本記事では、快・不快感情と扁桃体の関わり、そして感情の影響について簡単に述べてきましたが、まず言えることとしては、不快感情を持った状態で何かを行うと、低い生産性で取り組むことになってしまい、結果的に低い報酬しか得ることができず、それがさらに強い不快感情につながってしまう恐れがあるということです。ですから、何かに対してやりたくないと感じる時は素直にその気持ちを受け止めて感情の分析をしてみたり、以前行為に伴う当たり前としていた報酬について考えなおしたりすると良いかもしれません。例えば、勉強はテストで高得点を取るという期待を持って勉強し続け、それが不快感情を生み出しているのであれば、そもそもの考えかたを変えて報酬を達成しやすくコントロールしやすいもの(例えば、タスクの消化を報酬としたり、勉強することで以前より理解が深まる)を新しい報酬とすることで、取り組む前から存在する心理的な障壁を取り除くことができるかもしれません。*6
 

*1:参考文献:感情心理学・入門(2015)

*2:さらに包括的な快感情の理解は、快感情研究でも有名なIsen教授のこちらのまとめを参照するといいかと思います。

http://elsur.jpn.org/reading_notes/Isen99.pdf

*3:報酬の期待と行動を結びつける脳のリズムを検出-報酬予測にもとづき行動を調節するために働く脳内相互作用を解明http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/131203_1.htm

*4:ただし、過度の快感情というのはリスクを低く見積もる行動につながるという研究もあります。こちらの研究は感情状態とリスク認知の関係を分析し、不快感情はリスク志向を促進させるという結果が出ています。

http://www.psych.or.jp/meeting/proceedings/76/contents/pdf/2EVA38.pdf

*5:不快感情のメリットもある。例えば、” 有益になり得るネガティブな感情、つまり通常ポジティブな変化に利用できる感情には、罪の意識、怒り、悲しみ、不安、ねたみ、孤独などがある。空虚な感情とは違って、これらの感情は現実に基づいていることが多い。何かが実際に起きて人をそのように感じさせているわけだ。そして、悪い行動(自身の行動であれ他人の行動であれ)から自らを守る必要があるとの警告を発している。”と書かれているように、高度改善を促すメリットがあげられる。-ネガティブ感情はなぜ必要か?

jp.wsj.com

*6:反復的にもたらされる報酬を期待し、それ以外の報酬がないと盲目的になってしまうと報酬がたまたま達成できかった時に大きな不快感情が伴う恐れがあることもよく理解しておく必要があります。expected emotion(期待感情)に関してはいつか記事を書こうと思うが、とりあえずこの辺の記事がわかりやすくまとまっているので、あげておきます。

Emotions in decision-making - Wikipedia

。論文ですと、この辺が参考になると思います。

http://www.cmu.edu/dietrich/sds/docs/loewenstein/RoleEmotionEconBehav.pdf

幸福と習慣の定着化

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(Aomori, 2016)
今回は、私がHappiness the behind the Scienceで述べられている幸せの定義をまとめ、また日常生活において幸せに生活していくにはどのような行為が必要なのかを考えていきます。また、これらの理論を用いていかに身につけたい習慣を習慣化するのか(早起きなど)を実践例を交えながら考えていきます。


幸せを構成するふたつの要素

まず、はじめに によると人間の幸福を増大させるものとしては、二つの要素があるといいます。*1

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地位財
「主に周囲との比較により満足を得るもの」。ブランド品を買う目的が「高価で他の人は買えないから」と、優越感を満たすためのものだったら、あなたにとってのブランド品は地位財となります。地位財とはこのように、収入や役職などの社会的地位や、ブランド品や宝石、あるいは家などが含まれます。
 
非地位財
「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」です。具体的には健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情など、個人の安心・安全な生活のために重要となるものです。」
*2


以上の基本的概念を踏まえて、以下ではこれらに関して二つのことが言えます。

1.社会的な存在を必須条件であること
まずどちらの要素も社会という存在を前提とする幸せであるということです。地位財は、物質的でも非物質的どちらにしても所有しているものを他人と比較することで、幸せを作ります。一方、非地位財はと言いますと、他人と比較なしに幸せが得られるものであると定義されておりますが、実はこれは行為や感情の対象として他者や協力・支援してくれる他者の存在が必要となってきます。
 
2.地位財・非地位財どちらからに傾きすぎてもダメである
ダニエルネトル氏によると、地位財は幸せ感が長続きしない(長くても半年程度)一方で、非地位財は長続きすることが分かりました。とはいうものの、極端に非地位財のみを求め続けるのが良いというわけではなく、それぞれをうまく両立して使っていくことが大切になってきます。軸の位置が地位財に傾いてしまうと、行動が他者による承認を期待するばかりになり、人に依存する形で生きることになりかねません。そうなってしまうと、何かをするにしても周りが認めない道を選んで行動をする場合、自分の選択に対して自信を持てなくなる恐れがあります。一方、軸の位置が非地位財に傾くと、自分の価値観や考えを信じすぎるあまりにそれらを絶対化して、他者を遠ざけてしまう可能性があります。というわけで、この二つの要素を両方バランスを保ちながら生活していくことが幸福の要諦であると言うことがお分かりいただけたと思います。
 

実践的なアプローチについて

近年、注目を浴びているポジティブ心理学の学者が主張しているように、幸福が人間のパフォーマンスを向上させたり、行為を持続させる傾向または効果があるという知見の前提に立つのであれば、こうした幸福状態を引き起こす要因をうまく日常的に作っていくことが生活の質を上げていく上で良い手段となります。ですから、本記事の後半では、これらの理論を踏まえた実践的な例を説明することで、どのように幸福状態を高めて物事を持続させるのかを考えていきたいと思います。紹介したように大きく分けて競争(地位財)と他社性(非地位財)があるが、何かを成しとげようとするときはその二つの要素を交互に使っていくことが有効な手段になっています。ということはこの二つの仕組みを使って日常の行動をデザインしていくと良いのではないでしょうか。たとえば早起きしたい場合は、他の人と起きる時間を競ったり(競争)、自分が早く起きることでできた時間でやることが家族の誰かを喜ばせるなどを想像するといいかもしれません。最後に、僕自身が使っているこれらの理論を駆使しながら習慣化させるシートを共有しますので、ぜひ使ってみてください。(曜日が書いている欄には毎日それが達成できたかどうかを記入することにしています。またコントロールできる仕組みというのは、そもそも自分の意思力が弱いという前提を考えた時に意思を使わずに自然に行動に移せる仕組みは何であるかを考える項目になります。二つの要素に加えて、この仕組みを加えることで習慣化しやすくなるでしょう。)

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それではまた。
 
参考:

*1:幸せのメカニズム(前野隆司)から引用

*2:もしこれが人間の本質的特性の一部ならこれは、パーソンズが指摘したホッブズ問題を解決することになる。それはすべての人間が自己利益を追求するとき,(ホッブズが考えたように「万人の万人に対する闘争」にはならずに)どうして社会秩序が成立するのかという問題である。

青森旅行

青森に旅行しに来てます。

 

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 弘前駅まで鈍行で行って、そっから乗り換えて

 

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青森へ。さらにそこからバスで2時間ほど揺られ、

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星野リゾート青森屋に到着。

 

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りんごの自販機があったり、ねぶたのショーがあったりと十分に青森を満喫することができました。

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明日は秋田に帰って学園祭の準備をします。

 

久しぶりの投稿

【勉強内容】
心理統計
     復習:第5章
     学習:第6、7章
心理学研究法
     復習:1章
     学習:2章半
Introduction to Linear Algebra (おさぼり)
     復習: p10の Gaussian eliminationまで
    
【気づきなど】
・朝五時に起き30分ラン、30分縄跳びをした。このまま流れで筋トレをすればよかった。また、今日は内省を行うつもりであったが、トレーニングで疲れてしまいそれどころではなかった。散歩程度の軽い有酸素運動は、気分転換になるが、それ以上はやはり疲れるので休息の時間をきちんと取るようにしておく。でないと時間を無駄にするだけ。(注意力が散漫になり、行動・感情分析ができなくなるので、一日を本当に無駄に過ごすことになる。自分の状態が良くない時は積極手に休養すべし)
・知っている人が多い環境であるばあるほど、立ち話をしてしまう。(これがAIUか!!!)
→時間を限定するのと、人と会わない環境、時間帯を作るのが大事。
・あとで値を複数持つデータに拡張するのに便利というのがあり、線形モデルが統計に使われているという意味がしっかり理解できた。
・数学は午前中にやった方が良い。午後は正直、精神的にきつい。
・数学の公式集をそばに置いて勉強するとすごぶる効率が上がる!!!

 
 

2016年上半期レビュー

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どうも久々の更新です。WIlliam & Maryでは一ヶ月ほど前からサマーセッション(夏の授業)が始まり、もうすぐそのセカンドタームが始まろうとしている。僕は、1st termのみ授業の履修をしていたため、前日テストを終わらせ、今はD.C.に住む友達の家に電車で向かっているところである。「2016年が半年が過ぎれば。留学が終わる」と今年の初めに考えた時は、それは遠い未来のように感じていたが、過ぎてみればあっと言う間だったという感覚しかない。この一年間、大変なこと、つらいことを含めて、本当に沢山のことがあったが、なんとかやりきることができた。こんなことを言うと、研究者の方々に怒られだが、少しだけ勉強と研究の魅力について気がつき、それらに熱中することの楽しさを体感することができたのは僕の留学生活における最大の財産である。(しがない学部生の戯言だと思って多めにみてください笑)

 
勉強・研究
留学前には、「開発社会学とそれに合わせる形でリサーチの手法を学ぶ」という意気込みを持っていたが、春学期にリサーチアシスタントをやる中で、社会学という学問が扱う対象のレベルと自分が解明したいと思うそれの間に少しずれがあるように感じた。そういう気持ちを持ちながらもたまたま友達に履修した「社会心理学」の授業では人間の心を扱う心理学という学問は、自分の本質的な探究心から生まれてくる問いを明らかにするものであるとわかり、その時から社会学ではなく心理学を軸に扱っていくことに決めた。取り組むものを変える時というのは不安と迷いがつきまとう。「もう勉強したくないというのは、努力不足からくる不満なのではないか」「この学問を続けた先にきっと何かがあるのではないか」しかし、よく考えると僕が心理学という学問をする場合、こうしてうまく自分の過去を生かしながら、過去を否定しない形で、そして過去の上に積み上げていく形で今できることを必死に頑張っていけばいいのではないかと思う。
 
内面的な変化
少し前までは、自分の調子に合わせて気持ちが揺れ動いてしまう傾向があった。うまくいくときは、自分の能力を過信し、逆のときは諦める道を選ぼうとしてしまう。プライベートで問題ががあれば、そちらに意識を取られてしまい、やるべき仕事に集中できなくなってしまう。しかしながら、こうした悩みや成功体験に縛られてしまうのは、結局のところ”今”に集中できてないからではないだろうか。禅には「一息(いっそく)に生きる」という言葉があり、それはひと呼吸する瞬間を一生懸命に丁寧にいきなさいという意味である。過ぎた過去を悔やんでも過去は変えられませんから、私たちは「今」を生きるしかない。過去に1人悩んでいても仕方がないのだ。このように心がけるようになってから、自分の気分の良し悪しに限らず、集中できる機会が増えた。残り半年も謙虚に今やるべきことをやるということを胸に頑張りたい。
 
健康
昨年の9月から今年の初めくらいまでほぼ毎日激しい腹痛で苦しんでいた。日本の病院で診断されたように僕の腹痛はストレスや冷えによるものだと思っていたが、どんなにそれらを気をつけても改善の余地がない日が続いた。春学期になり、このままでの状態ではどうしようもないと思い、図書館に行って、栄養学やパブリックヘルスの文献を読みあさったり、大学のカウンセラーに相談しながらなんとか自分の心身を健康な状態にして、勉強に打ち込めるようにはならないかを考えた。すると、知識が増えていくと同時に体が状態が少しづつであるが改善していった。これからも睡眠、栄養、運動は大事だと思うので、引き続き勉強を続けていきたい。
 
 
運動
ランニングは10km、20km、スイムは2km程度ならきちんとやりきることができる体力がついてきた。帰国後のレースが楽しみ。